学科移行[1年→2年]
北大に入学した全ての学生は1年次に「総合教育部」に所属します。どの入試形態で受験した人も、文系、理系ごとにそれぞれ共通したカリキュラムに基づいて教養科目と基礎科目からなる「全学教育科目」を履修します。様々な学部、分野の教員による教育を受けることができます。
総合入試(前期日程)で入学した学生は、総合教育部で学びながら自分が進みたい学部・学科を選択します。10月に1回と翌年3月に2回行われる計3回の志望調査を経て、各学科の定員数に応じ、成績上位者から順に移行先を決定します。
学部別入試(後期日程)で農学部に入学した学生は、農学部7学科の中から移行先を選択します。
農学部各学科の特色や学びの内容を、このウェブサイトで紹介していますので、学部・学科選択の参考にしてください。また、農学部では1年次の学生を対象に学部、学科説明会を開催します。
詳しくはイベントカレンダーでご案内します。
学部スケジュール[2年→卒業]
2年生
農学部各学科に移行後、いよいよ学部専門科目を学びます。専門科目は学科ごとの教育目標に従って決められた授業、実験、実習、演習からなり、「人類の生存基盤確保のための生物資源生産と地球環境を調和させていく応用の学問」を基本理念としています。必要に応じて、全学教育科目を履修することもできます。2年次では、各学科の基礎的な知識を修得することを目指します。
3年生
分野移行により、学科内の各研究室に配属します。(時期は学科によって異なります。)学部専門科目の他、在籍する研究室での研究、セミナー等でより専門的な内容を学びます。
4年生
指導教員のもと、卒業研究に取り組みます。研究成果を卒業論文にまとめ、1月~2月に行われる卒業論文発表会に臨みます。
修士課程
大学院に設置されている博士課程のうち、前期の2年間を修士課程といいます。修士課程では、指導教員のもと、広い視野をもって学部での学びや卒業研究の内容を掘り下げ、修士論文を作成します。学会発表などを通して研究者としての経験も積み、専門性が求められる職業を担うためのスキルを磨きます。
農学部卒業生の約70%は大学院修士課程に進学しています。修士課程修了後、半数以上の卒業生は就職し、公務員、教員、研究機関や民間企業等で活躍しています。民間企業への就職者の多くは研究開発部門についています。
大学院入試についてはこちらをご覧ください。
修士論文発表会については、こちらのページでご確認ください。
博士課程
2年間の修士(博士前期)課程を修了し、さらに研究を究めようとする人は、博士後期課程に進学します。標準修業年限は3年ですが、優秀な学生は期間を短縮して修了することが可能です。博士後期課程では、自立して研究活動を行い、研究者にふさわしい高度な研究能力と深い知識を身につけることを目的とします。学位論文を作成し、審査を経て博士号を取得します。農学院博士後期課程修了生のほとんどは、民間企業の研究開発部門、試験研究機関、大学教員など研究に関する職業についています。
大学院入試についてはこちらをご覧ください。
進学・就職
農学部卒業→進学・就職
農学部卒業生の約70%が大学院へ進学しています。また、就職希望者のほぼ100%が卒業までに内定を決めていることも北海道大学農学部の特徴です。就職先は公務員、教員、研究機関、民間企業等で、民間企業就職者の約半数は研究開発部門で活躍しています。
学科別に過去3年間分の卒業生の進路動向を公開しています。
農学院(修士課程・博士課程)修了→進学・就職
修士修了生の約75%が就職、約14%が博士課程へ進学しています。修士修了生の就職先の多くは農学の専門性を活かした民間企業が多く、博士課程修了生は、大学、研究機関、民間企業の研究開発部門で活躍しています。
修士修了生の進路動向を講座別に過去3年間分を公開しています。
博士課程修了生の進路動向を専攻別に過去3年間分を公開しています。