農学部
北大の農学
先端科学と社会を結ぶ4つのテーマと学び
農学は人類の生存基盤にかかわる諸問題を研究と教育を通して解決しようとする学問です。人類が現在抱える問題、未来に起こりうる問題に対して、それぞれの学科がどのようなアプローチで取り組んでいるのかを、皆さんの興味[キーワード]から読むことができます。
農学人~研究者からのメッセージ~
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農学人 vol. 1代謝性疾患発症のメカニズムを解明して病気を予防する!石塚 敏 教授食品栄養学研究室
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農学人 vol. 2将来の気候変動をより正確に予測する!加藤 知道 教授陸域生態系モデリング研究室
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農学人 vol. 3豊かな自然を将来の子供たちに残したい!森本 淳子 教授生態系管理学研究室
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農学人 vol. 4人と人とのつながりから農業の問題を解決する!小林 国之 准教授地域連携経済学研究室, 地域創生システムデザイン研究室
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農学人 vol. 5環境DNAで持続可能な生態系のあり方を探る荒木 仁志 教授動物生態学研究室
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農学人 vol. 6現地調査とデータから農業経営の持続的展開を研究小松 知未 准教授農業経営学研究室
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農学人 vol. 7「作物」と土壌、微生物の関係を明らかにする信濃 卓郎 教授作物栄養学研究室
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農学人 vol. 8加工肉の色素の謎を科学的に明らかにする若松 純一 教授細胞組織生物学研究室
農学部は、人類の生存基盤である食料・資源・エネルギー・環境に関する地球規模の問題を解決し、また地域の農林業及びその関連産業の持続的発展に寄与するための最先端の教育・研究を行っています。 生物資源と環境資源との調和をはかる広い視野と生存基盤に関わる高度な専門性の両方を有する人材の育成を目的としています。 札幌農学校の開設以来の進取の気風と全人教育をめざしている日本の代表的な農学教育機関です。
ディプロマポリシー カリキュラムポリシー
アセスメント・ポリシー(アセスメント・チェックリスト)
カリキュラムマップ学生の外国語能力向上に関する取組等
農学部7学科
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生物資源科学科
生物資源科学科の理念は、〈すべての生物は私たち人間にとって末永く共存し利用すべき貴重な資源である〉という点にあります。環境を乱すことなくこの資源を利用するためには、分子、細胞、生物個体と集団そして生態系まで幅広い視点にたって、その特性を理解する必要があります。
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応用生命科学科
応用生命科学科は、人間にとって価値ある生命現象を発見し、利用するため、特に生物生産にかかわる現象を遺伝子や分子レベルで探究する教育研究分野の集まりです。生命科学に対する社会的な期待が急速に膨らんでいる中、私たちは第一線でそれに応えることのできる人材の育成に力を注いでいます。
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生物機能化学科
私たち生物機能化学科では、〈バイオサイエンスとバイオテクノロジー〉を共通のキーワードとして最先端の教育と研究が行われています。本学科の研究分野は大変多岐に渡っています。植物、動物、微生物などの生物の示す生命現象の発現機構に関わる基礎的研究を通じて、食糧、健康、資源エネルギー、環境など、人類の生存にきわめて重要な基本的な課題を解決しようというのが、私たちの大きなねらいです。
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森林科学科
森林科学科では、自然科学と社会科学の両分野を基礎に、学内での講義や実験に加えて、広大な研究林を活用した野外実習により、森林とその生産物の利用について学んでいきます。森林と人間社会との調和のとれたあり方について考えています。
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畜産科学科
畜産科学科では、家畜と家畜をとりまく生態系における生命現象を明らかにし畜産物の有効利用を図ることを目指して、家畜の発生・成長から生産物の利用までを総合的に教育・研究しています。家畜という動物とそれを取り囲む環境をまるごと科学する集団が畜産科学科なのです。
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生物環境工学科
地球環境の悪化が叫ばれている今、将来を見据えた農業を行う必要性が出てきました。自然生態系と調和しながら持続的な生産を行うために、環境負荷のない農業を理工学的な見地から研究するのが生物環境工学です。
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農業経済学科
これからの時代、多様な農業形態を再評価しながら、人間と自然との共生を取り戻すことが求められています。そのための問題解決と新たな枠組みづくりを担っていくこと。これが農業経済学の役割であり、私たちの研究の目指すところです。皆さんは、本学科のさまざまなゼミナール活動に参加し、自分の研究課題に取り組みながら、幅広い知識と科学的な世界観を身につけることができます。