環境資源学専攻
生物資源の持続的利用と環境の調和を図る
本専攻の各講座の主要テーマは以下の通りです。
- 生物資源の多様性の解明とその利用・管理
- 食地域環境資源としての微気象、土壌、陸水のモニタリングとその管理および制御
- 森林資源生物の生理・生態の解明と持続的利用とその技術開発
- 森林・緑地などの管理・保全・計画と多目的利用および生態系修復、地表浸食と水土砂災害の軽減
- 環境と調和した食料生産と物質循環システムの構築。これらの教育研究を通して、持続可能な発展に貢献する人材の育成をします。
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講座
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生物生態・体系学講座
本講座は生態学、系統分類学、進化学、集団遺伝学、行動学、生物地理学等を通して生物の多様性を理解することを教育・研究の目的としている。自然環境および農地や都市等の人為環境において生物をいかに保全・管理するかについての教育・研究もおこなう。
担当教員
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地域環境学講座
本講座は水土環境学、生物環境物理学、土壌保全学、土壌学、土壌物理学、生態系情報学の専門分野からなり、良質な地域環境を維持しつつ地域社会の持続可能な発展をはかることを目的として、以下の5つの主要テーマについて教育研究を行っている。
1) 農村地域の土地・水の利用と管理、保全
2) 局地・微気象のモニタリングおよび農業気候資源の有効利用
3) 作物生産と環境保全を目的とした土壌中の水、ガス、溶質のモニタリングと現象の解明
4) 農業活動と食料消費に伴う物質循環のモニタリング
5) 環境と生態系の計測と評価
担当教員
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森林資源科学講座
森林内諸現象および樹木特有の生理現象を生態学・生理学・遺伝学・解剖学・分子生物学・生化学等の関連各分野の理論と手法により明らかにし、それらを森林資源の保全と持続的利用に応用すると共に、木質資源の新たな有効活用と加工技術の高度化、菌類など未利用森林資源の探索と利用開発に関する教育を行う。
担当教員
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森林・緑地管理学講座
陸域における最大の環境資源である森林・緑地の機能を自然科学的および社会科学的手法を活用して解明し、新たな多目的管理、保全、計画手法の構築、森林・緑地を取り巻く流域圏を対象として自然再生、生態系修復技術および地表侵食と水土砂災害の軽減、森林林業政策および緑地計画について教育を行う。
担当教員
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生物生産工学講座
食料の生産から利用までを、主として工学的側面から考究し、環境・人間・社会を包括する持続的農業生産利用システムの構築を目指す。そのために、食料生産手段、農産物や食品の加工貯蔵法および有機廃棄物の利用と処理法について、環境・エネルギー・人間労働・食料安全・持続的食料供給・物質循環などの面からの解析と新技術開発ついての教育を行う。
担当教員
OB・OGの進路
修士修了者の進学・就職データ
生物生態・体系学講座
- 平成 26 年度
講座修了人数/ 6 人(就職/ 3 人 、大学院博士課程進学人数/ 3 人、その他/ 0 人)
【就職先】北海道庁、セイコーマート、アサツーディ・ケイ - 平成 25 年度
講座修了人数/ 4 人(就職/ 3 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 0 人)
【就職先】私立高校、アルゴス、チャーム - 平成 24 年度
講座修了人数/ 6 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 2 人)
【就職先】国土地理院、札幌市役所、川本ポンプなど
地域環境学講座
- 平成 26 年度
講座修了人数/ 7 人(就職/ 1 人 、大学院博士課程進学人数/ 5 人、その他/ 1 人)
【就職先】広島県庁、日本農薬、サンスイコンサルタント、王子木材緑化など - 平成 25 年度
講座修了人数/ 11 人(就職/ 10 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 0 人)
【就職先】農林水産省、北海道庁、富士通、オタフクソース、三祐コンサルタンツなど - 平成 24 年度
講座修了人数/ 12 人(就職/ 9 人 、大学院博士課程進学人数/ 2 人、その他/ 1 人)
【就職先】北海道庁、サイエンスコンサルト、地球環境センター、応用地質など
森林資源科学講座
- 平成 26 年度
講座修了人数/ 6 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 1 人)
【就職先】森産業、岡本ゴム、森林テクニクス、YKK AP - 平成 25 年度
講座修了人数/ 11 人(就職/ 10 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 0 人)
【就職先】林野庁、北海道庁、王子製紙、ウッドワン、日揮ユニバーサルなど - 平成 24 年度
講座修了人数/ 11 人(就職/ 7 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 4 人)
【就職先】林野庁、伊藤建材、サクラパレス、ニトリ、リンナイなど
森林・緑地管理学講座
- 平成 26 年度
講座修了人数/ 7 人(就職/ 7 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 0 人)
【就職先】北海道庁、南富良野役場、飯野海運、建設技術研究所、砂防エンジニアリングなど - 平成 25 年度
講座修了人数/ 11 人(就職/ 8 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 2 人)
【就職先】国土交通省、兵庫県庁、NEXCO中日本、トヨタ自動車、三井物産、産業総合研究所など - 平成 24 年度
講座修了人数/ 15 人(就職/ 13 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 1 人)
【就職先】林野庁、北広島市役所、仙台市役所、鶴雅グループ、王子製紙、横浜植木など
生物生産工学講座
- 平成 26 年度
講座修了人数/ 11 人(就職/ 10 人 、大学院博士課程進学人数/ 1 人、その他/ 0 人)
【就職先】京都府庁、コマツ、日産、ヤンマー、カルビーポテト、平和酒造、就農など - 平成 25 年度
講座修了人数/ 13 人(就職/ 9 人 、大学院博士課程進学人数/ 2 人、その他/ 2 人)
【就職先】北海道庁、アサヒビール、コマツ、キャタピラジャパン、キューピー、農林中央金庫など - 平成 24 年度
講座修了人数/ 4 人(就職/ 3 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 1 人)
【就職先】ヤンマー、日本IBMソリューション、日酸TANAKA
博士課程修了者の就職先
Urmia University(イラン)、Aurora State College of Technology(フィリピン)、シー・ディー・シー・インターナショナル、セ・プラン 、名古屋大学、農業・食品産業技術総合研究機構、北農会、北海道環境科学研究センター、北海道庁、マツダ、ヤクーツク研究所(ロシア)、野生生物総合研究所(過去3年間・五十音順)