生物資源を食するヒトと地球環境の共生を探求

本専攻は、従来専門に特化しがちだった農学研究を横断的に繋ぎ、また文理融合を通じて、人類をはじめとする生物全体の共存をはかるための未来科学創設を目標に設置されました。

具体的には、「食の安全と安心」への関心の高まり、過度の化石燃料消費にともなう環境破壊による危機的状況を踏まえ、以下の4つを課題として、研究者養成のみならず高度専門職職業人の養成や地域における新産業の創出も強く意識した大学院教育を行っています。

  1. 人類の生存に最も不可欠な食料やその生産基盤としての環境等の社会科学的解析
  2. 食料や食品の安全確保と健康社会を構築するための機能性の追求
  3. 食料をはじめとする生物資源(バイオマス)生産の環境調和的利活用
  4. 持続的生存のための、人類と地球、人類と他生物、ヒトとヒトの共生のあり方を追求

チェック!

共生基盤学専攻は下記の4講座から構成されています。
「生物全体の共存」に関心を持ち、 研究者志望だけでなく、高度専門職職業人を 目指す人材を求めています。


修士修了者の進学・就職データ

共生農業資源経済学講座

  • 平成 26 年度
    講座修了人数/ 13 人(就職/ 7 人 、大学院博士課程進学人数/ 3 人、その他/ 3 人)
    【就職先】日本政策金融公庫、日本貿易振興機構、野口観光、就農など
  • 平成 25 年度
    講座修了人数/ 14 人(就職/ 9 人 、大学院博士課程進学人数/ 4 人、その他/ 1 人)
    【就職先】札幌市役所、全国農業協同組合連合会、日本政策金融公庫、太平洋セメントなど
  • 平成 24 年度
    講座修了人数/ 12 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 4 人、その他/ 4 人)
    【就職先】和歌山県庁、全農ミートフーズ、農林中央金庫、産業総合研究所

食品安全・機能性開発学講座

  • 平成 26 年度
    講座修了人数/ 9 人(就職/ 6 人 、大学院博士課程進学人数/ 3 人、その他/ 0 人)
    【就職先】全国農業協同組合連合会、全国農業協同組合中央会、味の素、第一三共 RD ノバ-レ
  • 平成 25 年度
    講座修了人数/ 11 人(就職/ 9 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 2 人)
    【就職先】札幌市役所、雪印食品、ホクレン、不二家、日本ハムなど
  • 平成 24 年度
    講座修了人数/ 15 人(就職/ 13 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 2 人)
    【就職先】ホクレン、ミツカン、小林製薬、よつ葉乳業、医学生物学研究所

バイオマス転換学講座

  • 平成 26 年度
    講座修了人数/ 8 人(就職/ 5 人 、大学院博士課程進学人数/ 3 人、その他/ 0 人)
    【就職先】特許庁、日産、ダイドー、伊藤忠食品など
  • 平成 25 年度
    講座修了人数/ 10 人(就職/ 8 人 、大学院博士課程進学人数/ 2 人、その他/ 0 人)
    【就職先】 石川県庁、帯広市役所、明治、カネコ種苗、ヤンマーなど
  • 平成 24 年度
    講座修了人数/ 4 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 0 人)
    【就職先】日本郵政、ニトリ、明治製薬ファルマなど

生物共生科学講座

  • 平成 26 年度
    講座修了人数/ 5 人(就職/ 5 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 0 人)
    【就職先】日立製作所、水 ing、日本植物燃料など
  • 平成 25 年度
    講座修了人数/ 7 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 3 人、その他/ 0 人)
    【就職先】 雪印メグミルク、よつ葉、千代田コンサルタント、日本山村硝子
  • 平成 24 年度
    講座修了人数/ 5 人(就職/ 4 人 、大学院博士課程進学人数/ 0 人、その他/ 1 人)
    【就職先】全国農業協同組合連合会、日本たばこ産業、カルピスなど

博士課程修了者の就職先

Urmia University(イラン)、Aurora State College of Technology(フィリピン)、シー・ディー・シー・インターナショナル、セ・プラン 、名古屋大学、農業・食品産業技術総合研究機構、北農会、北海道環境科学研究センター、北海道庁、マツダ、ヤクーツク研究所(ロシア)、野生生物総合研究所(過去3年間・五十音順)