農学院生命フロンティアコース応用食品科学研究室の山浦歩さん(修士課程2年)と畜牧体系学研究室の室信之介さん(修士課程2年)が第12回北海道畜産草地学会大会においてベストプレゼンテーション賞を受賞

 2023年12月9、10日に北海道大学学術交流会館で開催された第12回北海道畜産草地学会大会において、農学院生命フロンティアコース応用食品科学研究室の山浦歩さん(修士課程2年)と畜牧体系学研究室の室信之介さん(修士課程2年)が「ベストプレゼンテーション賞」を受賞しました。

 北海道畜産草地学会は、農畜産業に関する研究を総合的・多角的に推進することで、北海道における農畜産業の発展に資する研究成果の健全な普及を図るとともに、農畜産業に関する社会的要請に応えることを目的としています。

 当該大会では、一般演題として27題の発表が行われ、そのうち若手研究者対象に12題の発表の中から3題の発表がベストプレゼンテーション賞として選出されました。

 

 受賞した発表演題と内容は以下の通りです。

 

「様々な日数での骨盤懸吊が野生エゾシカ肉のかたさに及ぼす影響」

○山浦 歩1・浦田 剛2・松浦 友紀子3・早川 徹1・玖村 朗人1・河合 正人4・近藤 誠司5・若松 純一1
1北大院農、2占冠村、3森林総研、4北大FSC、5北大総合博物館)

山浦さんは、野生エゾシカ肉のやわらかさを改善する目的で、とさつ後に骨盤懸吊の効果を検討しました。官能検査や理化学検査により、ロースやもも肉などの多くの部位で捕獲後1日目から通常懸吊法よりやわらかくなり、懸吊時にサルコメア長を伸長させるとともに筋周膜の乖離を促進することにより軟化に寄与することを示しました。

 

「放牧地の長期利用が土壌微生物バイオマス量および有機物分解に及ぼす影響」

○室信之介1・小林志織1・呉成真1・三谷朋弘1・河合正人2・上田宏一郎1
1北大院農、2北大FSC)

室さんは、放牧地における物質循環を担う土壌微生物のバイオマス量とその機能の変動要因を明確にする目的で、異なる組成年数の放牧地の有機物分解、酵素活性および土壌微生物バイオマスを測定しました。放牧地の物質循環について生態系メカニズムの一部を明らかにしたことが高く評価されました。

 

受賞した山浦 歩さん
受賞した室信之介さん