第38回 あぐり大学「炭は未来のエネルギー」を開催

 農学部において、10月14日(土)にあぐり大学を開催しました。あぐり大学とは、北海道大学農学部と北海道新聞社が2014年度から一緒に行っている連続親子講座で、「食と農」について、頭と体を使って学ぶ体験的講座です。

 第38回となる今回は、4年ぶりの開催となり、「炭は未来のエネルギー」のタイトルで、岩渕 和則教授(循環農業システム工学研究室)があぐり博士を担当しました。

 炭は植物から造ることができるので、バナナを食べた後で捨ててしまうバナナの皮のようなものが再生可能な燃料になります。食品廃棄物を減らすこともできて、二酸化炭素を増やしてしまう化石燃料の使用を減らすことにつながります。また、燃料以外にも使い道があり、畑にまいて使うと、畑の土を良くして作物の成長を助けることができることなどが説明されました。

 参加者の子どもたちからは、「楽しかった!」という声が多く聞かれ、満足いただけた様子でした。

あぐり博士(岩渕教授)の説明を聞く参加者の様子
バナナから造ったバナナ炭