農学院環境フロンティアコース修士課程2年の植野晴子さん(花卉・緑地計画学研究室)が日本緑化工学会優秀ポスター賞を受賞

 2023年9月22日に新潟市朱鷺メッセで開催された第54回日本緑化工学会大会において、農学院環境フロンティアコース修士課程2年の植野晴子さん(花卉・緑地計画学研究室)が日本緑化工学会優秀ポスター賞を受賞しました。
 1966年に発足した日本法面緑化研究会を母体として1989年に発足した日本緑化工学会は、緑の再生,創出,保護,管理等に関する研究を推進し,広く緑化技術の向上発展を図ること、そして自然環境の保全,生態系の早期回復,生活環境の改善等に寄与することを目的としています。

 

発表演題は以下の通りです。
「海水浴場における飛砂対策を目的とした砂丘復元前後の植生と地形の変化」
○植野 晴子1、松島 肇1、佐々木 大樹2、佐藤 慎也2、船橋 秀樹2、中村 洸太2、中田 康隆3
1北大院農、2石狩市、3京都府大)

 海岸砂丘は特有の生態系を有し、風や飛砂、波の営力を減衰させ、自律的に復元できる自然堤防としての役割が期待されています。石狩市浜益区の海水浴場もかつては砂丘を有する海岸でしたが、海水浴場整備に伴い砂丘を整地し海浜へと転換した結果、飛砂害が発生するようになってしまいました。
 本研究では、この海岸砂丘を再生することでどのくらい飛砂害が軽減され、多面的な機能が発揮される基盤となる海浜植生の復元効果を検証することを目的としました。その結果、飛砂防止や植生復元に寄与していることが定量的に確認されましたが、その回復過程はまだ途上であり、引き続きのモニタリングが必要であると結論づけました。