農学部の松浦なるさん(生物資源科学科 動物生態学研究室)が第70回日本生態学会大会においてポスター発表最優秀賞を受賞

 2023年3月17~21日にオンラインで開催された第70回日本生態学会大会において、農学部生物資源科学科(動物生態学研究室)学部4年の松浦なるさんがポスター発表最優秀賞を受賞しました。

ポスタータイトル:シカのヌタ場が両生類の繁殖に与える影響

松浦なる¹、岡宮久規²、八柳哲¹(¹北大・農、²ふじのくに環境史博)
坂田雅之¹、岸田治²、荒木 仁志¹(¹北大・農、²北大・FSC)

 本研究では、シカが繁殖期に泥浴び場として形成するヌタ場がエゾアカガエル、エゾサンショウウオの繁殖・成長に与える影響に関する解析を行いました。その結果、ヌタ場ではエゾアカガエルの幼生生存率が高いものの成長は遅く、エゾサンショウウオの幼生はヌタ場からの上陸前に殆どの個体が死亡していることが明らかとなりました。

松浦なるさん