農学研究院 内田義崇准教授(生物機能化学科・環境生命地球化学研究室)が日本農学進歩賞を受賞

農学研究院 内田義崇准教授が2022年度日本農学進歩賞を受賞しました。

 日本農学進歩賞は、人類と多様な生態系が永続的に共生するための基盤である農林水産業およびその関連産業の発展に資するために、農学の進歩に顕著な貢献をした者を顕彰するもので、当該年度の10月1日時点で、40歳未満の者が受賞対象者となっています。

■研究業績課題名「農耕地からのN₂O発生削減技術の開発に向けた多面的アプローチ」
 一酸化二窒素ガス(N₂O)は、二酸化炭素やメタンのような温室効果ガスの一つであり、主に窒素肥料を施用した畑地から土壌微生物プロセスによって発生します。その発生メカニズムを分子レベルで明らかにする研究や、削減方法をフィールドで実証した研究が評価され、この賞が授与されました。

授賞式ならびに受賞者講演会は東京大学農学部弥生講堂にて挙行されました。

関連リンク:
http://www.nougaku.jp/award/award1.2022.html

内田義崇准教授