農学研究院 江澤辰広准教授(生物機能化学科・根圏制御学研究室)が日本土壌肥料学会賞を受賞

 令和4年9月に開催された日本土壌肥料学会2022年度東京大会(東京農業大学)において、農学研究院 江澤辰広准教授が日本土壌肥料学会賞を受賞しました。

 受賞業績「アーバスキュラー菌根共生における物質輸送の分子基盤と環境応答」

 菌根とは植物の根と菌類との共生体で、リンや窒素、水など植物の生長に欠かせない養水分を土壌から吸収する重要な役割を担っています。その養分輸送機構や野外における環境応答を分子レベルで明らかにした業績が評価され、学会賞が授与されました。

 日本土壌肥料学会は食糧の生産に深く関係している土壌学、肥料学、植物栄養学の近代的な理論と技術体系を構築することを目的として、1927年に設立された学術団体です。学会賞は、土壌・肥料・植物栄養学及びこれらに関連する環境科学に関する顕著な業績をあげた者に授与されます。

 授賞式ならびに受賞講演は東京農業大学世田谷キャンパス百周年記念講堂を会場として挙行されました。

関連リンク:
http://jssspn.jp/info/secretariat/20222022914-1.html

受賞講演の様子