樹木生物学研究室のメンバー2名が9th Pacific Regional Wood Anatomy Conferenceで表彰されました

 平成29年9月26日(火)から29日(金)にインドネシアのバリで開催された9th Pacific Regional Wood Anatomy Conferenceにおいて、樹木生物学研究室所属の渋井宏美さん(博士課程3年)と渡邊陽子さん(学術研究員)が、それぞれ口頭発表セッション、ポスター発表セッションで以下の賞を受賞しました。

渋井宏美(博士課程3年)
賞の名称:The best young presenter award
演題:Seasonal formation of phellem in Betula maximowicziana.
   by Hiromi SHIBUI, Yuzou SANO

渡邊陽子(学術研究員)
賞の名称:The best poster award
演題:The effect of insect defoliation on the secondary cell
   wall formation of tracheids in Japanese larch.
   by Yoko WATANABE, Yasuyuki OHONO

 Pacific Regional Wood Anatomy Conferenceは、International Association of Wood Anatomists(本部はオランダ、Leiden)という植物解剖学や林産学に関連する会員数600名弱の国際学会のアジア地区で行われる会議で、4年毎に開催されます。渋井さんは白く平滑なカバノキの樹皮の構造と形成の仕組みに関する研究成果、渡邊さんは昆虫による葉の食害が針葉樹の材組織の形成に及ぼす影響に関する研究成果が高く評価されました。