国土保全学研究室の林真一郎特任助教,小山内信智特任教授が砂防学会技術賞を受賞しました。

国土保全学研究室の林真一郎特任助教,小山内信智特任教授が,5月23日に奈良市で開催された平成29年度砂防学会において、砂防学会技術賞を受賞しました。砂防学会技術賞は,技術の開発および実施により砂防技術の発展に顕著な貢献をなすと認められる者に与えられる賞です。

対象業績:
林真一郎・水野正樹・小山内信智・西真佐人・清水孝一・中川和男・松本定一(2012):ALOS(だいち)合成開口レーダーを用いた崩壊地抽出手法と適用性,砂防学会誌,Vol.65,No.4,p.3-14

 本業績は,両教員の国土技術政策総合研究所砂防研究室所属時における,土砂災害に対する調査技術の一つである,悪天候時・夜間においても広域を調査可能な人工衛星合成開口レーダー(SAR)を用い,崩壊地抽出に関する研究に取り組んだ成果です。

 両教員は北海道大学国土保全学研究室においても,引き続き,平成28年8月北海道における台風災害分析等,土砂災害に対する危機管理技術の向上に関する研究に取り組んでいます。

写真 (日時:平成29年5月23日、会場:奈良市 奈良春日野国際フォーラム 甍 I・RA・KA)

林特任助教(右)と小山内特任教授(左)

(参考)