農学院生産フロンティアコース修士課程2年の玉本祐一郎さん(植物遺伝資源学研究室)が第43回種子生理生化学研究会にて優秀発表賞を受賞

2025年11月27日~28日に富山県で開催された第43回種子生理生化学研究会において、農学院生産フロンティアコース修士課程2年の玉本祐一郎さんが優秀発表賞を受賞しました。

受賞に係る発表題目と発表内容は以下のとおりです。

 

発表題目 「各種リポキシゲナーゼ遺伝⼦を⽋失させた⼤⾖の成分評価」

ダイズ種子は加工過程において、揮発性成分であるヘキサナールを産生します。この成分はダイズ特有の不快臭の原因として知られています。ヘキサナールの生成にはリポキシゲナーゼ酵素が関与していることから、同酵素遺伝子の変異アレルを利用した良風味品種の育成が進められてきました。本研究では、リポキシゲナーゼ酵素活性とヘキサナール産生との関係性を精査するため、ダイズ種子において機能する3種類のリポキシゲナーゼ遺伝子を、CRISPR/Cas9システムにより欠失させた変異体を作出しました。これらの変異体の成分を解析した結果、欠失遺伝子の組み合わせに応じてヘキサナールの産生量が大きく変動することを明らかにしました。

 

「種子生理生化学研究会」とは、種子を研究題材に扱う研究者の集まりで、種子の生理学、生化学、遺伝学、分子生物学を専門とした研究者や学生が年に1度集まり、成果を発表する場です。口頭発表の中で、学生を対象に発表およびその研究内容が優れたものに与えられる賞が「優秀発表賞」です。

 

受賞した玉本祐一郎さん