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　2024年9月6日（金）に開催された北海道大学内の若手研究者の交流と融合研究の創成を目的とする「第10回北海道大学部局横断シンポジウム」において、農学院生産フロンティアコースのYoan Lembono Felannyさん（食品加工工学研究室　博士課程2年）がベストポスター賞を受賞しました。

　ベストポスター賞は、優れたポスター発表に対して授与されます。受賞にかかる研究業績課題名と発表概要は以下のとおりです。

研究業績課題名：Investigation of optimum postharvest fungal control condition in ripening of avocado through X-ray inspection
Yoan Felanny Lembono, Matsui Takahiro, Shige Koseki, and Kento Koyama
発表者：Yoan Felanny Lembono
発表概要：
アボカドの追熟過程では、カビによる果肉腐敗が発生しやすいです。本研究では、果肉腐敗を遅らせる条件の探索を目的とし、8つの温湿度条件下でアボカド内部のカビ侵入過程を追跡しました。その結果、低湿度環境でアボカドを追熟させることで、アボカド内部へのカビの侵入を抑えられることが明らかになりました。今後、適切な湿度の設定により、アボカドをはじめとする追熟果実におけるカビ被害の軽減が期待されます。

＜参考＞
シンポジウムURL：https://www.igm.hokudai.ac.jp/bos/bos10/