北海道大学 松井博和名誉教授(元農学研究院長・農学院長・農学部長)が北海道功労賞を受賞

 北海道大学 松井博和名誉教授(元農学研究院長・農学院長・農学部長、現(一社)札幌農学同窓会理事長)が令和6年北海道功労賞を受賞することが決まりました。贈呈式は11月に札幌で行われる予定です。

受賞の対象となった功績は以下の通りです。
功績名:農学分野における科学技術の発展への貢献
功績の概要:酵素化学の基盤的研究における第一人者として、オリゴ糖の製法を開発し、食品への応用に関する研究に尽力するとともに、北海道遺伝子組換え作物の栽培実施および交雑防止委員会の座長として、日本初の遺伝子組換え条例の策定を先導するなど、本道ひいては国内の食料生産と科学技術の発展に多大な貢献をした。

 北海道功績賞は、北海道の経済・社会・文化等の発展に貢献し、その功労が特に顕著な個人または団体に贈呈される賞であり、北海道知事が行う表彰の中で最高位のものです。1969年(昭和44)年に北海道開発功労賞として制定されて以来、農学では第1回目に受賞の半澤洵先生をはじめとして10人目の受賞者となります。近年では2001年高尾彰一先生、2002年辻井達一先生、2007年水谷純也先生が受賞しました。

 

松井博和名誉教授