エルムの森プロジェクト(旧昆虫学及養蚕学教室の保存改修のための寄付活動)を開始しました

エルムの森プロジェクトについて

エルムの森に佇む札幌キャンパス最古の建物である旧昆虫学及養蚕学教室および旧昆虫標本室を保存改修し、北海道産ワイン教育研究センター棟として再生利用することで、そのレガシーを未来のキャンパスにつなぐ事業です。

旧昆虫学及養蚕学教室は120年の風雪に耐え、今も当時の姿で北大キャンパスの一角を美しく彩っています。しかし、現在の耐震基準を満たさず、建物内で人が活動できません。また、オリジナルの天井や意匠が、過去の簡易改修で覆い隠されていて見ることができません。私たちは、アーカイヴ史料の文献調査と現況調査を行って創建時の建築意匠を丁寧に読み取り、オリジナルの建物部位は可能な限り保存・補修・復元しようとしています。

そのための改修予算は約3億円で、そのうち1億円は国庫予算で措置されることになりましたが、約2億円が不足しています。北大の歴史的建造物の価値を100年後の未来に継承するために、ぜひ皆様のお力添えをお願いします。

特設サイトはこちら

基金の使途

歴史的建物を保存改修し、新しい時代を担う教育・研究の場として活用します。

  1. 旧昆虫学及養蚕学教室を北海道ワイン教育研究センター棟として再生利用し、北海道産ワインの研究やプロモーション、人材育成の拠点とします。
  2. 旧昆虫標本室は道産ワインの熟成庫として再生利用します。
  3. 北海道ワイン教育研究センター棟にワインを楽しめるカフェを併設し、市民と学生、研究者と生産者が楽しく語らう空間をつくります。

ご寄附の特典

「都ぞ弥生」セット

  • 北大農場伝承の技に基づいてつくられたハム・ソーセージ
  • 余市果樹園産のリンゴを原料にしたシードル

札幌キャンパスや研究林で育った樹を材料に作製した木箱に収めて発送します。
その他、「北大フロンティア基金」の特典が適用されます。

プロジェクトに寄附をする

※振込用紙での手続きのみ受付中
(その他の方法によるご寄附は3月中旬より受付開始いたします)