第40回 あぐり大学「農家のお仕事からみえる世界 農業は楽しい!おく深い!」を開催
2024-07-24
農学部において、7月13日(土)にあぐり大学を開催しました。あぐり大学は、北海道大学農学部と北海道新聞編集局が2014年度から一緒に行っている連続親子講座で、「食と農」について、頭と体を使って学ぶ体験的講座です(農学同窓会後援)。農学部の複数の学科から、学生もスタッフとして参加しています。
第40回となる今回は、「農家のお仕事からみえる世界 農業は楽しい!おく深い!」のタイトルで、小林 国之(こばやし・くにゆき)准教授(地域連携経済学)にあぐり博士をご担当いただきました。
農場経営において、植物や家畜を育てることは大事な仕事ですが、それだけではありません。植物、動物のことはもちろん、気候、土壌、資金、環境など様々な知識や経験が必要です。今回は、あぐり大学オリジナルの「農家体験ゲーム」を行い、4つのグループに分かれてミニトマトやじゃがいも、米を育て、3年間の収益を競ってもらいました。ゲーム中で各季節に起こる災害・病害やその対策および各種イベントについて、あぐり博士に詳しく解説していただき、昔は手作業だった農作業が現在は機械化、IT化が進み、人工衛星が活用されていることも教えていただきました。ゲームを通して、農場経営には資金やメンタル、そして運にも左右されるということ、あまり知られていない農家さんの仕事の奥深さについて体験していただきました。
参加者の子どもたちからは、「楽しかった!」との声が多く聞かれ、楽しんでいただけた様子でした。