大学院農学研究院・大学院農学院・農学部・大学院国際食資源学院が黒松内町と連携協定を締結

 11月27日(月)農学研究院本館にて、大学院農学研究院・大学院農学院・農学部・大学院国際食資源学院と黒松内町の連携協定に関する調印式が執り行なわれました。

 本調印の背景として、黒松内町はブナの北限のまちとして知られているほか、豊かな自然を生かした農業・畜産業の盛んな地域であり、以前より農学研究院の多くの研究者が湿地や河川、森林の調査研究や、無肥料・無農薬放牧法の研究など、黒松内町の協力のもと、様々な研究開発、教育活動に取り組んできました。

 また、近年では、国際食資源学院のフィールド実習や海外からの短期留学生向けプログラムであるPARE実習など、町内の自然や農業生態系を生かした教育プログラムの実施先ともなっており、北海道の持続性を間近に学ぶことのできる場所として高い価値のある町となっているため、この度、産学官の連携による教育研究をより一層推進するとともに、研究成果を黒松内町に還元し更なる発展につなげるため、連携協定を締結するに至りました。

協定書に署名する曾根輝雄大学院国際食資源学院長(左)、鎌田満黒松内町長(中央)、 野口伸大学院農学研究院長(右)