農学院環境フロンティアコース 古賀泰雅さん(樹木生物学研究室)が第67回低温生物工学会大会(6月25日~26日)で低温生物工学会ベストプレゼンテーション賞を受賞

 第67回低温生物工学会大会(セミナー及び年会)において、農学院環境フロンティアコース(樹木生物学研究室)修士課程2年の古賀泰雅さんが低温生物工学会ベストプレゼンテーション賞(BP賞)を受賞しました。

発表題目:
樹木の冬芽が示す凍結挙動と氷核活性の関連性について
〇古賀泰雅、筒井路実、山岸祐介、荒川圭太

 古賀さんの発表では、樹木の冬芽の凍結適応機構において、氷を蓄積する部位に隣接する組織の方が、氷と隣接していない組織よりも高い氷核活性(水の凍結を促進する活性)を示すことなどを報告しています。

 なお、低温生物工学会は、生物ならびに生物に関連する材料を対象とした低温、凍結、乾燥に関する基礎的及び応用的研究などに寄与することを目的として設立された学会です。このBP賞は、若手研究者の発表の中で特に優れた発表に対して授与される賞です。

受賞した古賀泰雅さん