内閣府が主導する「ムーンショット型研究開発制度」に「牛メタン削減プロジェクト」が本採択されました
2022-07-15
牛の消化管発酵で生じるメタンガスはゲップとして大気中へでていきますが、温暖化に寄与するばかりでなく、飼料エネルギーの損失となります。
このたびムーンショットプログラム＊で研究課題が本格採択され、2050年までにこのメタンガスを80％削減し温暖化抑止をはかるとともに、牛の乳肉生産効率を10％向上させることで、「地球環境の保全と人類の食糧危機回避を両立させる研究開発」を推進することになりました。
＊我が国発の破壊的イノベーションの創出を目指し、従来の延長にない、より大胆な発想に基づく挑戦的な研究開発
プロジェクトマネージャー
- 小林 泰男（北海道大学特任教授）
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