スマート農業に関する講演会を開催しました。

本研究院の野口 伸教授(ビークルロボティクス研究室)が、1月25日(金)に農林水産省で「スマート農業」についての講演を行いました。

「スマート農業」は、ロボット技術やICT(情報通信技術)を活用した超省力生産、高品質生産を実現する新たな農業のことで、GPSを活用した自動走行システムやセンシング技術を活用した作物の精密管理、除草ロボットなどによる自動化など「農業担い手の高齢化や人手不足でも経営ができる仕組み」を構築することを目指しています。

すでに小説やテレビドラマ「下町ロケット ヤタガラス編」でクローズアップされたこの「スマート農業」について、同小説の「野木教授」のモデルとなった野口教授が、スマート農業技術の重要性を広く社会に知ってもらうため、スマート農業の現状と課題を解説しました。また、野木教授を演じた俳優の森崎博之氏との対談も行われました。

4月からは、企業や研究機関のデータを連携させて農業関係者に提供するサービスが開始される予定で、スマート農業の普及やさらなる技術開発に期待が寄せられました。

「スマート農業」について講演する野口教授