北海道防災・減災シンポジウム2017 ~2016年8月豪雨災害から我が国の国土形成を考える~ を開催しました。

 防災・減災に関する文理連携教育研究プロジェクトである「北海道大学突発災害防災・減災共同プロジェクト拠点」では,出水期・台風期を迎える前に,昨年の台風災害を振り返り,得られた教訓から,今後の北海道における防災・減災対策のあり方・土地利用のあり方を考えることを目的に「北海道防災・減災シンポジウム2017 ~2016年8月豪雨災害から我が国の国土形成を考える~」を開催し,約200名の参加がありました。 

 特別講演として,名古屋都市センター長 奥野信宏先生から特別講演「大規模自然災害と国土政策」を頂き,北大の研究者による災害分析結果に関する講演・防災関係機関の取組紹介を踏まえたパネルディスカッションを行い,災害への知見の共有を図りました。

日時:平成29年6月15日(木) 13:30~17:00 場所:北海道大学農学部本館大講堂
主催:北海道大学突発災害防災・減災プロジェクト拠点
催:砂防学会北海道支部 後援:土木学会北海道支部

特別講演:名古屋都市センター長,国土審議会会長 奥野 信宏
「大規模自然災害と国土政策」
基調講演:農学研究院特任教授 小山内信智
「2016年8月豪雨による土砂災害」
基調講演:工学研究院教授 泉 典洋
「2016年8月豪雨災害による帯広十勝の洪水被害」
パネルディスカッション
コーディネーター:公共政策大学院客員教授 高松 泰
パネリスト:北海道開発局,札幌管区気象台,北海道庁
(参考) 突発災害防災・減災共同プロジェクト拠点ホームページ 
https://www.agr.hokudai.ac.jp/disaster/