農学研究院・農学院・農学部がRoyal University of Agriculture, Cambodiaと部局間交流協定を締結

 カンボジア王国のRoyal University of Agriculture(RUA)は、農学科、獣医学科、農村開発学科、農産物利用学科、土地開発学科、畜産学科、ゴム科学科、農業工学 科、森林学科、水産学科の10学科から構成され、カンボジアにおける農業分野の基幹大学です。本学農学研究院との交流はまだ限られていますが、熱帯アジアにおける教育研究拠点の整備や、平成29年度に開設予定の国際食資源学院などを通じて、教育・研究交流の促進が期待されており、このたびRUAとの部局間交流協定を締結しました。

 調印式は、7月18日(月)にRUA内の大講堂にて行われ、RUAからはNeo Bunthan 学長ほか関係教員、各学科長と数十名の学生、農学研究院からは横田農学研究院長の代理として井上副研究院長、柏木淳一講師が出席し、さらに在カンボジア日本国大使館から本学の卒業生でもある藤本敏樹書記官が臨席されました。

また調印に先立ち、本学農学研究院の紹介と開設予定の国際食資源学院の概要について説明し、活発な意見交換も行われました。

 同協定の締結が、カンボジアとの人材交流や共同研究の促進、学生の研修や調査研究を通じた国際的パイオニアリーダー人材の養成に今後大きく寄与することが期待されます。

農学研究院と国際食資源学院の紹介の様子
協定書へのNeo Bunthan 学長の調印の様子
協定書の交換後の参加者全員による集合写真