農学院環境フロンティアコース修士課程2年の塚本優佳さん(木材工学研究室)が日本木材加工技術協会第44回年次大会にて優秀口頭発表賞を受賞
2026-11-06
2026年10月8~9日に三重大学(津市)で開催された日本木材加工技術協会第44回年次大会において、農学院環境フロンティアコース修士課程2年の塚本優佳さん(木材工学研究室)が優秀口頭発表賞を受賞しました。
発表演題:カラマツ圧密材を用いた家具部材の接合性能
塚本優佳¹、高梨隆也²、佐々木貴信²、古田直之³、古井戸宥樹³、大橋義徳³、山上裕一朗⁴、寺崎文裕⁴(1北海道大学大学院農学院、2.北海道大学大学院農学研究院、3北海道立総合研究機構林産試験場、4株式会社山上木工)
発表概要:
家具用材には広葉樹材が主に使われますが、天然更新への依存や価格変動などによって供給課題を抱えています。そこで、北海道産カラマツを熱圧プレスにより圧密化した材料を家具部材として用いることに着目しました。本研究では、椅子の構造性能評価として、接合部モデル試験体を製作して強度試験を実施しました。その結果、カラマツ圧密材で製作した椅子接合部は広葉樹材と同等以上の剛性を持つことを明らかにしたほか、適切な熱圧条件でカラマツ圧密材を製作することで、強度についても広葉樹材と同程度の性能を持つことを明らかにしました。
日本木材加工技術協会は環境負荷の少ない適正な木材加工・利用に関する学術の振興と技術の向上及び普及を図るために活動している団体です。優秀口頭発表賞は、年次大会において優れた研究成果を発表するとともに、発表および質疑応答において特に優秀な内容を示した口頭発表に与えられるものです。
