農学院環境フロンティアコース修士課程2年の石川弘晃さん(植物生態・体系学研究室)が日本植物分類学会第25回大会で口頭発表賞を受賞

2026年3月5日から8日にかけて熊本大学黒髪南キャンパスで開催された日本植物分類学会第25回大会において、農学院環境フロンティアコース植物生態・体系学研究室の石川弘晃さん(修士課程2年)が、口頭発表賞を受賞しました。

受賞にかかる発表演題と発表内容は以下のとおりです。

 

発表演題:
「本土最東域・根室地方の植物相解明への挑戦:亜寒帯・温帯の接点に見る分布限界と隔離分布」
◯石川弘晃(北大・院・農)、冨士田裕子(北大・院・農)、首藤光太郎(北大・総合博物館)

発表概要:
石川さんは、北海道の最東域にある根室地方の維管束植物相に関する研究を続けています。学部生から修士課程まで3年以上をかけ、文献と標本に基づく根室地方の維管束植物目録を作り上げました。目録に使用された標本は一万点におよび、北大に札幌農学校時代から蓄積されてきた植物標本も活用されています。今回の発表では、目録作成の話に加え、根室地方が亜寒帯気候の辺縁部に当たることに注目し、根室地方に分布限界を持つ植物について紹介しました。標本庫における網羅的調査に基づく膨大なデータ量が高く評価されました。

 

日本植物分類学会は、「植物分類学の研究の進展と知識の普及を図り、もって学術の発展に寄与すること」を目的として、(旧)植物分類学会と植物分類地理学会が統合することで2001年に発足した学会です。毎年開催される大会において、口頭発表およびポスター発表からそれぞれ数名ずつ、発表賞が選定されます。
【参考】日本植物分類学会 https://e-jsps.com/

 

授賞式の様子
大会会長・発表賞審査委員長・授賞者との記念写真。右から2番めが石川さん。