農学院生命フロンティアコース修士課程2年の赤津諒大さん(分子酵素学研究室)が令和7年度日本応用糖質科学会北海道支部講演会にて優秀発表賞を受賞

2026年2月19日 (木) に北海道大学学術交流会館で開催された令和7年度日本応用糖質科学会北海道支部講演会において、農学院生命フロンティアコース修士課程2年の赤津諒大さん (分子酵素学研究室) が優秀発表賞を受賞しました。

受賞にかかる発表演題と発表内容は以下のとおりです。

 

発表演題:
Cecembia lonarensis LW9 株におけるL-glucose/L-quinovose 異化関連酵素の解析
〇赤津諒大,田上貴祥,奥山正幸 (北大院農)

発表内容:
真正細菌Cecembia lonarensis LW9は2つのα-L-グルコシダーゼを有することから、その生成物である希少糖のL-グルコースとL-キノボースを資化する可能性が示唆されていますが、これらの異化経路は未解明でした。本発表ではα-L-グルコシダーゼ遺伝子近傍にコードされる3つの蛋白質の機能解析を行い、うち2つがL-キノボース/L-グルコースを酸化するデヒドロゲナーゼおよびL-グルコースとL-フルクトースを相互変換する新規酵素L-グルコースイソメラーゼであることを報告しました。本研究により、L-グルコースイソメラーゼを初発酵素とする未知のL-グルコース異化経路の存在が示唆されました。

 

日本応用糖質科学会は、澱粉など各種糖質の科学と関連する酵素科学およびそれらの応用を産官学で進める学会です。1952年に澱粉工業学会として発足して以来、対象を拡大しながら各種糖質の実用化などを支えています。本学会北海道支部の優秀発表賞は、支部講演会の一般発表において優れた発表を行った若手研究者に授与されます。今年度は12件の一般発表の中から1課題のみが選出されました。

 

受賞した赤津諒大さん