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2025年11月15日〜26日に中央大学多摩キャンパス（東京都多摩市）で開催された日本流通学会第39回全国大会におけるドクトラルセッション報告にて、農学院生産フロンティアコースの吉田知樹さん（食料農業市場学研究室、修士課程2年）が「審査員特別賞」を受賞しました。

受賞に係る発表演題と発表要旨は以下のとおりです。

 

発表演題：
フードバンクの運営基盤強化に貢献するネットワークの役割－北海道のフードバンクと北海道フードバンクネットワークを事例として－
吉田知樹（北海道大学大学院農学院）

発表要旨：
フードバンクの活動環境が厳しい中、政策的支援を受けながら、北海道では、「北海道フードバンクネットワーク」が設立された。「北海道フードバンクネットワーク」の登場により、個々のフードバンクが得てきた知見や協力関係を活かし、北海道特有の地域課題に対する知見の共有やフードバンク間で行われてきた寄付品の転送（共有）が円滑に行われるようになった。一方、ネットワークには課題も存在することが示唆され、さらなる体制拡充が望まれる。

 

ドクトラルセッション報告は、日本流通学会の全国大会において、若手研究者による革新的で優れた研究提案（プロポーザル）を表彰することを目的とし、若手研究者の活動を奨励するとともに、学会の活性化を図るために創設されたました。「審査員特別賞」は、最優秀の「プロポーザル賞」に次ぐ次点の位置付けです。