農学院生命フロンティアコース畜牧体系学研究室の奥村真央さん(修士課程2年)が日本畜産学会第132回大会において「優秀発表賞」を受賞

 2024年9月16~20日に京都大学農学部で開催された日本畜産学会第132回大会において、農学院生命フロンティアコース畜牧体系学研究室の奥村真央さん(修士課程2年)が「優秀発表賞」を受賞しました。

 日本畜産学会は、畜産及び社会と動物のかかわりに関する学術研究の発表、情報交換の場としてその進歩普及を図り、もって学術および文化の発展に寄与することを目的としています。

 受賞した発表演題と内容は以下のとおりです。

発表演題:
「濃厚飼料無給与下の放牧泌乳牛への夏季のコーンサイレージ給与量が草地生産と乳生産に及ぼす影響」
*奥村 真央1、坂本 湧哉1、呉 成真2、三谷 朋弘2、河合 正人3、上田 宏一郎2 (1. 北大院農、2. 北大院農研、3. 北大FSC)  
奥村さんは、濃厚飼料無給与下の泌乳牛放牧飼養システムに関する研究を行っています。牧草の量と質が低下する夏季において補助飼料の給与に伴う食草量の減少は放牧後草量の増加をもたらします。これにより、 葉面積が増加し、放牧終了までの牧草再生ひいては乳生産が増加する可能性を示しました。

 

受賞した奥村真央さん(右)