農学院環境フロンティアコース博士課程3年(在学当時)の松永隆正さん(流域砂防学研究室;現 国立研究開発法人土木研究所)が令和6年度河川基金優秀成果(研究者・研究機関部門)に選出

 大学院農学院農学専攻環境フロンティアコース博士課程3年(在学当時)の松永隆正さん(流域砂防学研究室;現 国立研究開発法人土木研究所)が令和6年度河川基金優秀成果(研究者・研究機関部門)に選ばれました。
 河川基金優秀成果は、公益財団法人河川財団が実施する河川基金助成により実施した研究成果のうち、きわめて優秀で他の模範となるものが、有識者による評価委員会の審査を経て表彰されるものです。松永さんの今後ますますの活躍が期待されます。

 

受賞対象事業(研究課題):
「広域水文指標に基づく融雪地すべり警戒指標の提案」

 豪雪地帯では春先に融雪水の浸透に伴う地すべり災害が多発していますが、住民に早期警戒を促す手法は確立されていないのが現状です。本事業では、気象庁が提供するメソスケール気象データから融雪水量を推定する手法を開発した上で、広域的に適用可能な水文指標に基づく融雪地すべり早期警戒手法を提案しました。

 

松永隆正さん