第39回あぐり大学「牛乳が固まる不思議、伸びる謎」を開催

 農学部において、2月17日(土)にあぐり大学を開催しました。あぐり大学は、北海道大学農学部と北海道新聞編集局が2014年度から一緒に行っている連続親子講座で、「食と農」について、頭と体を使って学ぶ体験的講座です(農学同窓会後援)。農学部の複数の学科から、学生もスタッフとして参加しています。

 第39回となる今回は、「牛乳が固まる不思議、伸びる謎」のタイトルで、玖村 朗人(くむら・はると)教授(応用食品科学)にあぐり博士をご担当いただきました。
 牛乳に少しの工夫をすることで、ヨーグルトやチーズに変わります。今回は、牛乳の豊かな栄養成分や北海道牛乳の特徴について学んだ後、北海道大学の農場の牛からとれた牛乳を使って固めたり、伸ばしたりと様々な変化を目で見て、手で触れて体験しました。こうした変化がなぜ起こるのか、についても原理からしっかりと説明していただきました。また、北大牛乳を試飲したり、チーズやバターづくりも体験しました。

 参加者の子どもたちからは、歓声があがる場面もあり、楽しんでいただけた様子でした。

 

あぐり博士(玖村教授)の説明を聞く親子
牛乳の変化を体験する子どもたち