農学研究院の逢坂文那助教(食品機能化学研究室)が東京国際フォーラムで開催された22nd IUNS-ICN International congress of nutrition in TOKYO, JAPANにおいて”Young Investigator Excellent Abstract Award”を受賞
2022年12月6〜11日に東京国際フォーラム(東京)で開催された22nd IUNS-ICN International congress of nutrition in TOKYO, JAPANにおいて、農学研究院の逢坂文那助教(食品機能化学研究室)が”Young Investigator Excellent Abstract Award”を受賞しました。
International Congress of Nutrition (ICN)は、1946年より4年ごとに開催されるthe International Union of Nutritional Sciences (IUNS)が主催する栄養科学における知識の交換を促進することを目的とした国際会議です。
Presentation Title: Gut commensals regulate intestinal mucosal immunity through microRNA-200 gene silencing in lamina propria leukocytes of murine large intestine
*Fumina Ohsaka1, Daiki Honma1, Yugo Karatsu1, Yoshihiro Kadota2, Takumi Tochio2, Kei Sonoyama1
1.Hokkaido University (Japan), 2. B Food Science Co., Ltd. (Japan)
発表概要:
腸内細菌叢を持たない無菌マウスと通常マウスの比較解析により、大腸粘膜固有層白血球におけるmicroRNA-200ファミリーの発現が増加し、それらの標的遺伝子であるBcl11b、Ets1、およびZeb1の発現を抑制した結果、腸管粘膜免疫の調節に重要な役割を担うIL-2産生が低下することを明らかにしました。
このことは、腸内細菌叢による腸管粘膜免疫調節にmicroRNAが介在することを示しています。
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