田上貴祥助教(分子酵素学研究室)が第18回農芸化学研究企画賞を受賞

 応用生命科学分野の田上貴祥助教が日本農芸化学会第18回農芸化学研究企画賞を受賞しました。

受賞研究題目:
「ブタ血液を原料とする酵素製剤の開発と糖尿病治療薬研究への応用」
田上貴祥

 公益社団法人 日本農芸化学会は,生命・食糧・環境の3つのキーワードに代表される農芸化学分野の基礎及び応用研究の進歩を図り,人類の福祉の向上に資することを目的として,1924年に設立された学術団体です。研究企画賞は農芸化学分野における新たな産業の育成をめざして,農芸化学の特徴を活かした研究領域における斬新な企画に授与されます。受賞研究の内容は,食肉製造で大量に廃棄されているブタの血液から糖質分解酵素を単離する技術を確立するとともに,本酵素を利用して新たな血糖上昇抑制物質を探索するものです。授賞式は日本農芸化学会2021年度大会の初日2021年3月18日に仙台で執り行われました。

【参考】日本農芸化学会 https://www.jsbba.or.jp/

田上貴祥助教