農学研究院長、国際食資源学院長、ほか教員2名がカセサート大学農学部カンペンセン校を訪問しました。

 平成30年12月10日から12日にかけて、農学研究院長、国際食資源学院長、ほか教員2名がタイのカセサート大学農学部カンペンセン校を訪問し、農学部長のDr. Pabhop Sinchayakul先生らと面談するとともに、同校キャンパス内にある北海道大学のタイ・リエゾンオフィスを視察しました。

 本学は、平成29年5月にタイのカセサート大学農学部カンペンセン校内にタイ・リエゾンオフィスを開設し、本学の広報や研究交流の拠点として運用しております。また、平成30年2月には、バンコク市内でリエゾンオフィスの開所式を北海道大学交流デーと共に行い、その中で、本学農学院とカセサート大学農学部とのコチュテルプログラムの協定書の締結式も行いました。

 このたびの面談では、複数の教員が参加して意見交換が行われました。まず横田 篤農学研究院長から、リエゾンオフィスの開設と開所式の開催、ならびにコチュテルプログラム協定締結のお礼を、井上 京国際食資源学院長から、北海道大学交流デー開催協力へのお礼を述べた後、小林泰男教授(リエゾンオフィス責任者)がこれまでのカセサート大学との交流実績について、スライドを用いて説明しました。

 コチュテルプログラムは、カセサート大学から既に1名の受け入れが開始され、今後双方向かつ複数の学生交換が期待されます。さらに、コチュテルプログラムを実のあるプログラムにするために、平成31年3月にはカセサート大学でコチュテルプログラム促進プロジェクトとしてセミナーを行うために、本学教員が再度訪問することになっております。

 また、本学の農学研究院には英語コースを設置していること、国際食資源学院では全ての教育を英語で行っていることから、留学しやすい環境を整えている旨の説明も行いました。両校のますますの交流・連携が期待されます。

カセサート大学のPabhop Sinchayaku農学部長への表敬訪問
(左:Pabhop Sinchayakuカセサート大学農学部長、右:本研究院横田研究院長)
意見交換会にて発言する井上国際食資源学院長
カセサート⼤学農学部教員らスタッフと意⾒交換
意見交換会参加者の集合写真。中央左から井上学院長、Pabhop Sinchayakul学部長、横田研究院長、小林リエゾンオフィス担当教授、岡本博史准教授