農学研究院 石塚 敏 教授(食品栄養学研究室)が第80回日本栄養・食糧学会大会にて令和8年度日本栄養・食糧学会学会賞を受賞

2026年5月15日〜17日にサンポート高松(香川県高松市)で第80回日本栄養・食糧学会大会が開催され、石塚 敏 教授(食品栄養学研究室)が令和8年度 日本栄養・食糧学会 学会賞を受賞しました。

受賞タイトルと概要は以下の通りです。

 

タイトル:
非感染性疾患の初期症状誘導におけるステロール−レドックスネットワークの関与

概要:
未病段階の脂肪肝形成において、摂取エネルギーの増加で生じる体内での12水酸化胆汁酸の増加が引き金を引く役割を果たすこと、この状態が脂肪肝炎発症の端緒となりうるとともに、多様な生活習慣病症状の誘導に関わることを示しました。また、これらの非感染性疾患の初期症状誘導のメカニズムにレドックス制御が関与することを示すとともに、未病段階からメタボリックシンドロームへの進展における胆汁酸の役割を明確にしました。加えて、多様な食素材を用いた食事介入による予防の道筋とその有効性を提案しました。

 

日本栄養・食糧学会は、栄養科学ならびに食糧科学に関する学理および応用の研究についての発表、知識の交換、情報の提供を行う事により、栄養科学、食糧科学の進歩普及を図り、わが国における学術の発展と国民の健康増進に寄与することを目的として、1947年に設立された学術団体です。「日本栄養・食糧学会 学会賞」は、栄養科学または食糧科学に関する基礎的あるいは応用的学問分野において顕著な業績を挙げた学会員で、現在も研究に従事している者を対象とするものです。

<参考>
日本栄養・食糧学会ホームページ
https://www.jsnfs.or.jp/

 

石塚教授の受賞講演