訪問研究員のMichael Straarup Mielecさん(デンマーク・オーフス大学博士課程学生) がICLEE2024でベストプレゼンター賞を受賞
2024-10-22
九州工業大学で開催された第14回国際景観生態工学コンソーシアム(ICLEE)大会において、デンマーク・オーフス大学博士課程のMichael Straarup Mielecさんが、北海道大学生態系管理学研究室の森本淳子教授との共同研究の発表で、ベストプレゼンター賞を受賞しました。
ベストプレゼンター賞は、大会における口頭発表5件とポスター発表5件に贈られました。
受賞対象となったのは、「Rewetting Low-lying Riparian Crop Soils – Implications for Ecosystem Regeneration Over Time」と題した研究発表です。
この研究では、デンマークのかつての集約的な作物耕作地における再湿潤化(湿地復元)エリアにおける植生の遷移を調査しています。また、この研究では、環境要因と土壌化学の影響、再湿潤後の期間(5~22年)、湿潤後に実施した管理方法を評価しています。予想に反して、再湿潤後の期間は生物多様性の指標のばらつきを有意には説明せず、代わりに管理タイプによって説明されました。
