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第63回時計台サロン「農学部に聞いてみよう」開催
北海道大学農学部・農学院・農学研究院では、札幌市時計台(正式名:旧札幌農学校演武場)において、時計台サロンを開催しています。
札幌農学校演武場は、札幌農学校初代教頭クラーク博士が発案し、2代教頭ウィリアム・ホイラーが基本構想図を作り、開拓使工業局安田喜幸が設計監督した木造建築で、ここから新渡戸稲造、内村鑑三をはじめ多くの卒業生が旅立ちました。
札幌農学校は現在の北大農学部です。私たちが受け継いできた札幌農学校の伝統をふたたび現在に甦らせるべく、その精神を受け継いだ著名な卒業生や現役の教育・研究者の講演を、広く市民の皆さんに公開することにしました。
現在は、200万都市札幌の真ん中に位置する時計台です。北海道大学に脈々と流れる精神を感じとっていただき、21世紀の未来を考える場としたいと考えております。
第63回として、6月14日(水)18時から『時計台サロン「農学部に聞いてみよう」』を時計台会場及びオンライン(Zoom)でハイブリッド開催いたしますので、ご興味のある方は是非ご参加ください。入場・視聴無料で、オンライン参加のみ下記のお申込みフォームから事前にお申込みください。
【オンライン(Zoom)参加の場合】
・申込み期限:6月12日(月)まで
・視聴は無料、先着500名までとさせていただきます。以下のフォームより事前にお申し込みください。
https://forms.gle/6EBBou9dsfKuoztD7
なお、次回以降についても、このホームページでご案内いたしますので、どうぞご参照ください。
第63回テーマ「しぶとい植物のパラサイト」
農作物は常に病害(他生物の寄生などによる生育の異常)の危険にさらされており、世界的に見てもその被害は甚大です。植物病害を効果的に防除することは、安定した食糧生産と環境負荷の軽減という点からみて極めて重要です。 今回の時計台サロンでは現在問題になっている「かび」による植物の病害を長年に渡って研究してこられたお二人の先生をお招きして、さまざまな角度から病気とその対策についての知見をご紹介いただきます。
講義1 「土に潜む病原菌フザリウム」
北海道大学名誉教授 近藤 則夫
講義2 「病原菌『卵菌類』の生きざま」
岐阜大学流域圏科学研究センター特任教授 景山 幸二
司会:北海道大学大学院農学研究院 准教授 秋野 聖之
ご興味のある方は是非ご参加ください!
※内容は多少変更になる可能性がございます。