2019年
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市民公開シンポジウム「タネと食と農の未来」を開催

主催:「寒地大規模畑作研究ネットワーク」
(拠点機関:北海道大学大学院農学研究院)

 タネと食と農が大きな岐路にさしかかっています。
 主要農産物種子法が廃止されたのを受け、道などが条例を制定する動きがあります。種苗法改定の流れにより、育成者権と自家採種権の問題が浮上しています。遺伝子組み換えやゲノム編集の研究を進める動きと、慎重な対応を求める動きがぶつかりあっています。作物の多様性と遺伝資源の維持拡大をどう確保するかが課題になっています。
 本シンポジウムでは、こうした論点をめぐって立場や主張の異なる5人の論客が講演し、パネル討論を行います。

■参加希望の方は最後に書いてあるアドレスよりご登録ください。

■開催日時:2019年3月8日(金)午後1時より5時まで
■会場:北海道大学 人文・社会科学総合教育研究棟 2階8番教室

■概要:
5人の講演と5人によるパネルディスカッション。
参加者からの質問も受け付けます。

■講演者(講演順):
1)塩谷和正(農林水産省食料産業局知的財産課 政策情報分析官)
「種子制度の役割とこれを巡る議論」

2)宮田大(北海道庁農政部生産振興局 局長)
「北海道における主要農作物等の種子の生産と供給」

3)土門英司(農業・食品産業技術総合研究機構 遺伝資源センター調整室 上級研究員)
「作物遺伝資源の多様性とその保全」

4)石井哲也(北海道大学安全衛生本部 教授)
「北海道でゲノム編集作物は栽培されるか」

5)久田徳二(北海道大学客員教授、北海道タネの会代表、前北海道新聞編集委員)
「種子は誰のもの?安全安心なタネとは?」

■コーディネート・司会:
林美香子=慶應義塾大学大学院特任教授、北海道大学客員教授
貴島祐治=北海道大学大学院農学研究院教授

■申込
①名前
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③メールアドレス
④携帯電話番号
を記入の上
tanenomirai●bpe.agr.hokudai.ac.jp
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