農学院生命フロンティアコース修士課程1年和田 歩さん(生物化学研究室)らが日本応用糖質科学会2026年度大会にてポスター賞を受賞
2026-09-14
2026年9月2日~4日に新潟大学(新潟市)にて開催された日本応用糖質科学会2026年度大会において、農学院生命フロンティアコース修士課程1年和田 歩さん (生物化学研究室)らがポスター賞を受賞しました。
受賞に係る発表演題と概要は以下のとおりです。
発表演題:
「Neobacillus drentensis 57N由来長鎖イヌリン生成型イヌロスクラーゼの基質結合部位の構造・機能解析」
和田 歩、佐分利 亘、太田 智也、武井 梓穂、田上 貴祥、城戸 悠輔、尾瀬 豊之、森 春英(北大院農、北大院生命、日本甜菜製糖)
発表概要:
イヌロスクラーゼはショ糖からの連続的なフルクトシル転移によりβ-(2→1)-フルクタンであるイヌリンを合成する酵素です。本研究では、Neobacillus drentensis 57N由来イヌロスクラーゼ (NdIS) によるイヌリン生成に重要なイヌロオリゴ糖結合部位を基質複合体の結晶構造解析と部位特異的変異酵素の機能解析により明らかにしました。基質結合アミノ酸残基の置換により、加水分解型、短鎖イヌリン生成型、長鎖イヌリン生成型に機能変化した変異酵素が得られ、イヌリン合成における基質結合アミノ酸の寄与が明らかになりました。
日本応用糖質科学会は、澱粉を始めとする各種糖質の科学および関連する酵素科学の進歩を図り、科学・技術ならびに関連産業の振興に寄与することを目的としています。1952年に澱粉工業学会として発足し、1972年に日本澱粉学会,1993年に日本応用糖質科学会と改称し現在に至っています。ポスター賞は、優れた発表をした若手研究者を代表としたグループに贈られる賞です。
