農学院英語特別コース修士課程1年のYuandenis Salam Wahyuさん、農学部生物環境工学科4年の中根進之介さん(陸域生態系モデリング研究室)がJpGU-AGU joint meeting2026にて学生優秀発表賞を受賞
2026年5月24~29日に幕張メッセ(千葉県千葉市)にて開催されたJpGU-AGU joint meeting2026(日本地球惑星科学連合とアメリカ地球物理学連合の合同大会)において、農学院英語特別コースの修士課程1年のYuandenis Salam Wahyuさん、農学部生物環境工学科4年の中根進之介さん(陸域生態系モデリング研究室)が学生優秀発表賞※を受賞しました。
受賞にかかる発表演題と発表概要は以下のとおりです。
発表演題:
2万2,500ヘクタールの冷温帯林における樹木枯死の時空間ダイナミクス:航空写真とALSを用いたマルチセンサーアプローチ
Yuandanis Wahyu Salam1、加藤知道2、豊崎陽央3、高木健太郎4
(1 : 北海道大学大学院農学院、2 : 北海道大学大学院農学研究院、3 : 北海道大学大学院国際食資源学院、4 : 北海道大学北方生物圏フィールド研究センター)
発表概要:
冷温帯林における樹木枯死の駆動要因およびプロセスに関する理解は未だ限られています。そこで本研究では、最先端のリモートセンシング技術を用いて樹木個体を識別し、その経時変化を追跡するとともに枯死に関連する環境要因を明らかにすることで、樹木枯死の時空間パターンと環境条件との関係を調査しました。
発表演題:
リン循環と栄養制限を導入した陸域生態系モデル(VISIT-CNP)の開発
中根進之介1、加藤知道2、宮内達也2、中川樹3
(1 : 北海道大学農学部、2 : 北海道大学大学院農学研究院、 3 : 北海道大学大学院国際食資源学院)
発表概要:
リンは窒素と並び、植物や土壌微生物の生産性を制限する主要な要因であり、陸域生態系の炭素循環を解明する上で極めて重要です。しかし、土壌中におけるリンの複雑な動態や、リン制限に関するプロセス理解の不足から、リン循環を組み込んだ炭素循環モデルの開発事例は限られています。本研究では、炭素・窒素循環モデルであるVISITに、新たにリン循環と植物生産性へのリン制限プロセスを組み込みました。本モデルは、観測データに基づく総一次生産量(GPP)の全球パターンや、葉の窒素・リン比(N:P比)の緯度分布を精度高く再現できました。
日本地球惑星連合受賞者ページ
https://www.jpgu.org/ospa/2026meeting/
※学生優秀発表賞は、1000名を超えるエントリーの中から5~10%の発表が表彰されるものです。
