第17回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会で北大チームが優勝

 第17回全日本大学対抗ミートジャッジング競技会(令和7年2月26日から2月28日、於東京食肉市場)が開催され、農学部畜産科学科2年の飯田はるかさん、井上桜さん、大垣沙良羅さん、鰐渕瑛梨さんで構成された北海道大学チームが、大学対抗部門で優勝しました(学年は大会当時)。北海道大学チームの優勝は、4年連続で8回目です。また、個人総合部門では井上さんが第2位、大垣さんが第3位を獲得したほか、牛枝肉部門で大垣さんが第1位、豚枝肉部門で井上さんが第1位、基礎知識部門で飯田さんが第1位を獲得しました。加えて、井上さんは、日本食肉科学会理事長賞を受賞しました。

 全日本大学対抗ミートジャッジング競技会は、大学などで畜産学などを専攻する学生を対象とし、食肉の格付技術を競う大会です。同競技会は、食肉格付に関する体験的な学習を通じて、畜産業や食肉産業の社会的役割や魅力に対する学生の理解増進を図るとともに、日本の畜産および食肉産業界の将来を担う人材の養成に資することを目的としています。今大会は全国13大学から合計46名の学生が参加しました。

 なお、個人総合部門で入賞した井上さんと大垣さんは、今年7月に豪州で開催されるミートジャッジング競技会豪州大会に日本代表チームとして参加する予定です。

全日本大学対抗ミートジャッジング競技会:https://japanicmj.mystrikingly.com/

 

優勝杯と賞状を手にした北大チームメンバー。左から農学研究院 早川徹助教(畜産科学科)、井上さん、大垣さん、飯田さん、鰐渕さん、競技会スタッフとして参加した熊谷好望さん(同3年)、佐藤桃さん(同4年)。
日本食肉科学会理事長賞のクリスタル盾を手にした井上さん。