必ず答えはある。そう信じて最後の最後まで粘り抜く。

北海道大学農学部への志望動機

食品の開発に興味を持っていたので、農学部への進学は早い段階で決めていました。北大への進学を決めたのは、大学受験に失敗し浪人が決まった状態での卒業旅行で北大を訪ねた時です。美しく壮大なキャンパスに心惹かれたのが一番の理由です。

生物機能化学科への進学理由

所属した生物機能化学科には、入学時より志望していた食品系の研究室があったからです。私の代には食品系の研究室への配属を希望していた同期生が多数いたため、配属はかなわず植物栄養学の研究室配属となりました。

ここでよかった!今の仕事につながる研究内容

アミノ酸やペプチドなどの有機態窒素を植物が吸収するメカニズムを研究していました。当時の研究が今の仕事に直接つながっていることはありませんが、キャンパス内だけでなく、学外の圃場や農業試験場などの外部組織を積極的に訪ねたことが記憶に残っています。私の一番の強みである行動力や粘り強さは北大での研究時代に培われたと感じています。修士論文を英語で完成させることができたことも大いに自信となりました。

カルビー株式会社での仕事内容

フルグラⓇをはじめとした、国内向けシリアル商品の開発とメンバーのマネジメントをしています。一般のお客様が直接手に取れる商品の開発に携われること、仕事を通じたメンバーの成長を見届けられることがやりがいです。

これから進学する皆様へ

大学時代には良い経験だけでなく、辛い経験や予想もしなかった経験もすることでしょう。あらゆる経験は自分の財産となり、社会に出た際の強みに変わります。いつも自分を主人公に、大学生活を楽しんでください!


カルビーのシリアル商品にも使用しているアメリカ産コーン原料の現地視察風景(写真左)