農業に還元するために, 世界の最先端で多角的に学ぶ

北海道大学農学部への志望動機

1年生で一般教養や各学部の基礎を学んだ後に学部を選択できる制度に魅力を感じて北大に進学しました。実際に札幌のキャンパスで生活をする中で札幌農学校としての伝統に触れたり, 日本や海外における農業に関する報道を多く目にしたりする中で農業への興味関心が高まり, 農学部を志望しました。

生物環境工学科への進学理由

「日本の農業が大きく変わる瞬間に立ち会うことができる」という研究室の先生の言葉が印象的でビークルロボティクス研究室に入ることを希望して生物環境工学科に進学しました。

ここでよかった!今の仕事につながる研究内容

農家の方々が抱える課題をITの力で解決するという研究をしていました。今の仕事で農業に直接関わってはいませんが, 人々や企業の課題を抽出してそれをITの力で解決するという観点では共通しています。課題の定義方法や開発手法, 評価方法などビジネスとエンジニアリングの両面について大学時代に学んだことを使う場面が多く, 研究室の先生とは今でも頻繁に情報交換をおこなっています。自分を成長させてくれた農業に還元できるビジネスやソリューションを近い将来創りたいと考えています。

Amazon Japan G.K.での仕事内容

Amazonの広告プロダクトを通じて, ユーザの生活や企業のビジネスをより良くするための事業開発をおこなっています。

これから進学する皆様へ

自分がいま興味のあることや起こしている行動についてなぜそれに興味があるのか, なぜそうしたのかと問い続けてください。答えが見つからないこともあります。方向性が変わることもあります。ただその先に自分自身の本質がきっと見つかります。進路はその本質を見極めるための道具です。


取材を受けて得意げに話しているところです。