美しい緑のキャンパスを共有した仲間が頑張る源です

北海道大学農学部への志望動機

農学部の中でも幅広い分野の学科・研究室があったことと、入学後に学科を選ぶことができたため。また、「農業といえば北海道!」という憧れの気持ちから。

生物資源科学科への進学理由

もともと作物の生産に関わる分野に興味があり、大学2年の夏休みに、住み込みでアルバイトしていた野菜・果樹農家さんのイチゴの苗が病気になり、大きな被害を受けた光景を目の当たりにしました。この出来事をきっかけに植物病理学の分野に興味を持ち、生産資源科学科に進みました。

ここでよかった!研究を通して得た学び

研究を通して、<自分で目標を設定してそれに向かって下調べ・段取り・実行して、その後結果を得て、考察・まとめる>という一連の作業を主体的に行ったことから、多くのことを学ばせてもらいました。最初は自分自身で考えて何かをするということが出来ずに戸惑いましたが、在学中に培った研究姿勢のおかげで今の職場でも、大学の専門とは少し違う分野での研究に抵抗なく取り組めています。

病害虫防除技術センターでの仕事内容

沖縄県の職員(研究員)として、複数種の果菜・果実類に寄生するウリミバエ・ミカンコミバエの再侵入防止事業、及びサツマイモに被害を与えるアリモドキゾウムシ・イモゾウムシという移動規制対象害虫の根絶事業と、それらの研究・開発に携わっています。地道ですが、沖縄県の農業を支える重要で責任のある仕事で、日々やりがいを実感しています。

これから進学する皆様へ

在学中の研究室・サークルでの日々や、同窓の先輩たちがたくさんおられる今の職場からも分かったことですが、北大生はどなたも素敵な方ばかり。大学の先生も皆さん、明るく楽しい、良い人たちばかりでした。北大時代の仲間は卒業して離れ離れになっても、今の私の支えであり、頑張る源となっています。皆さんにもそんな仲間との出会いがきっと待っているはず。心身ともに健康に気をつけて、楽しく有意義な大学生活を送ってください。


「北大のきれいなキャンパス、自由な雰囲気の中で学生時代を過ごせて本当に良かったです」と振り返る太田さん