データ化することで、農業に貢献!

北海道大学農学部への志望動機

一番は尊敬する父が北大農学部だったからです。幼い頃から北大の素晴らしさを刷り込まれ、入学前から「都ぞ弥生」が歌えるほど。農業にも興味があり、学内に広大な農場がある北大は農業を学ぶ環境が整っていると考えました。

生物環境工学科への進学理由

農工は環境も農作業も機械も学べる、一番農業に近い学科だと思ったからです。進学してからは、農場での作業や十勝の雄大な圃場の調査など、北海道ならではの研究経験を通して、もっと学びたいと思い大学院に進学しました。

ここでよかった!研究を通して得た学び

学生時代も今の仕事も、経験や勘で行われることが多い農業の様々な情報を数値化、データ化することで、データに基づく作業計画の立案を可能にし、儲かる農業に貢献しよう!という共通したテーマで研究、開発を行ってきました。農業もプログラミングの知識も不十分で、研究が思うように進まず、落ち込む日も多かったのですが、先生や先輩たちが多方面からサポートしてくださり、充実した研究生活を送ることができました。頑張る姿は誰かが見てくれている。自分を信じて頑張ること、何事にも積極的に取り組む姿勢は研究生活で培いました。

株式会社クボタでの仕事内容

IT技術を活用した精密農業対応コンバインの開発を担当しています。仕事内容は、稲・麦刈りシーズンに日本全国の農家へ刈取りに出向き(年間80日!)、実際にコンバインで刈取りして、開発したセンサの精度確認や改造を行っています。汗まみれ泥まみれの毎日ですが、最先端の技術、バイタリティの溢れる上司、先輩に恵まれ、毎日が刺激的で楽しいです!

これから進学する皆様へ

いつでもモチベーションを高く持ち続けることが大切です。運も実績もポジティブな姿勢で掴み取る。若いうちから将来像を持つことは難しいけど、何事にも目標を持って取り組み、達成を重ねることで必ず結果はついてきます!