迷ったらとりあえずやってみる

北海道大学農学部への志望動機

北海道に住んでみたかった!というのもありますが、当時の北大の「教養学部の後、学科を選ぶ」というシステムが、学科を絞り込めずにいた私にちょうどよく、その中で理Ⅲ系(生物系)は自分の興味のある学部学科が一番多かったからです。

畜産科学科への進学理由

実学が好きであったため農学部畜産学科を志望、移行後は齋藤先生や仁木先生のお人柄に惹かれ、また乳製品が好きであったため酪農科学を専攻しました。また、大学時代は競技スキーに没頭していたため、研究職に就くのであればより専門的に学んだほうがよいと思い、大学院に進学しました。

ここでよかった!今の仕事につながる研究内容

単に乳製品のことだけではなく、育種から飼養、食肉、副生物まで幅広く学べたのはとてもよかったです。同じキャンパスの中で全てを学べる大学はなかなかありませんし、大学時代の実習内容を周囲に話すと「そんなことまでやったの?!」と驚かれることがほとんどで、話題には事欠きません。また、先生方や先輩方に、競技スキー部の活動に理解を示していただけたことも、非常にありがたかったです。

森永乳業株式会社での仕事内容

最初の1年半は工場で品質管理を担当した後、食品総合研究所でアイスクリーム類の製品開発に携わり(うち、産休・育休1年取得)ました。昨年より本社の冷菓事業部マーケティング部門にいますが、研究所での経験を活かしてよい製品を世に送り出したいと日々奮闘しています。

これから進学する皆様へ

その時は関係なかったり興味のなかったりしたことが、ある日突然役に立つこともありますので、迷ったらとりあえずやってみることをお勧めします。在学中は「北大にいるからこそ」できることを満喫してください!