昆虫研究で習得、目的達成術をトヨタで発揮

北海道大学農学部への志望動機

大学進学について考え出した時に「動植物と関われる研究をしたい」と思ったことと、北海道という広大な大地への憧れから、生物を選択していなかったのですが思いきって農学部を志望しました。今思い返すと、「北大農学部」という響きに憧れていたのも大きいです。

応用生命科学科への進学理由

地球上の動物種において大きな割合を占める昆虫を資源として研究するという「応用分子昆虫学」に惹かれ、応用生命科学科へ進学しました。1つの分野にとらわれず、幅広く学べるというのも魅力的でしたね。

ここでよかった!研究を通して得た学び

在籍時の研究テーマは「蚊に対する特異的殺虫活性を有するタンパク質の機構解析」で、現在の勤務先は「自動車業界」、正直似ても似つかないですね(笑)。しかし、目的を達成するためにどのような実験を行うか、この実験で本当に目的に近づけるのか、そもそも自分の研究は何に繋がるのかと、日々研究に取り組む中で根本的なところから物事を考えられるようになったことは私の中で糧となっています。未解明の事象を自身の手で解明していくという、「未知に挑戦する苦悩・楽しさ」と向き合えたことも非常に良い経験となっています。

トヨタ自動車での仕事内容

北米・中南米地域でのトヨタ車の保証期間内(例えば:5年又は10万km等)に発生したお客様ご指摘の不具合内容について、関係部署の特定や、原因究明/対策に関する改善ルーティーンの促進を行っています。仕事柄、海外の人とのやりとりが多いですよ。

これから進学する皆様へ

「将来の仕事を見据えて研究を選ぶ」というのも一理ありますが、やはり自分が興味を持ち楽しく取り組める研究をするのが一番だと思います。研究内容で将来が決まるわけではありません。真剣に取り組む過程で、専門知識以外にも多くの大切な事が学べるはずです。


ミーティング風景。「進行状況を確認しあい、情報を共有するのも 大事な仕事です」