農学部の勉強と新聞記者、共通点は「現場」主義

北海道大学農学部への志望動機

広島生まれの私にとって「北海道へ行きたい」というのが小さい頃からの夢。広大な土地というイメージにひかれていたんです。進学を真剣に考え、農学部について興味を持つと、やっぱり農業の盛んな北海道で学びたいなと思うようになりました。

農業経済学科への進学理由

高校生の時に興味を持っていたのは、世界の食糧問題や環境問題などでした。農業経済学科はこれらの問題も含め、食や農業にかかわることを幅広く学ぶことができると思って選びました。

ここでよかった!今の仕事につながる研究内容

農学部の勉強と新聞記者の仕事。あまり関係ないように思いますが、実はどちらも大事なのは「足」。つまり現場を見て歩くことです。大学の頃、よくゼミで札幌市近くの農村で合宿をしました。昼間は農作業をして、夜はバーベキューを囲んで、酒を飲み、語らいました。卒論では農家さんの元に通い、話を聞きました。机上の学問では見えない人々の思い。そういうものが大切なのだと思いました。記者としても様々な現場の人の思いに寄り添って伝えたいと思っています。

朝日新聞社での仕事内容

主に警察担当の記者で、事件や事故を取材し、記事を書いています。また、街の話題や高校野球の取材をすることもあります。

これから進学する皆様へ

何でもいいから動いてみるということが大事かなと思います。興味があることがあればまずやってみる、行きたいと思うところがあって、行けるなら行ってみる。悩んで悩んで答えがみつからない時は、動きながら考えるといいかもしれません。


新聞記者の仕事は幅広い社会問題とかかわります。色々な現場に行き、色々な人の話を聞くことができるのが魅力です