2018年
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第44回時計台サロン「農学部に聞いてみよう」開催

 北海道大学農学部・農学院・農学研究院では、札幌市時計台(正式名:旧札幌農学校演武場)において、時計台サロンを開催しています。

 札幌農学校演武場は、札幌農学校初代教頭クラーク博士が発案し、2代教頭ウィリアム・ホイラーが基本構想図を作り、開拓使工業局安田喜幸が設計監督した木造建築で、ここから新渡戸稲造、内村鑑三をはじめ多くの卒業生が旅立ちました。

 札幌農学校は現在の北大農学部です。私たちが受け継いできた札幌農学校の伝統をふたたび現在に甦らせるべく、その精神を受け継いだ著名な卒業生や現役の教育・研究者の講演を、広く市民の皆さんに公開することにしました。

 現在は、200万都市札幌の真ん中に位置する時計台です。お勤めや学校帰りにお気軽にお立ち寄りいただき、北海道大学に脈々と流れる精神を感じとっていただき、また21世紀の未来を語りあう場としたいと考えています。

 第44回として、6月26日(火)18時から『時計台サロン「農学部に聞いてみよう」』を開催いたします。事前の申し込みは不要で、入場は無料です。

 皆様お誘い合わせのうえご参加ください。

 ※今回、札幌時計台改修工事により、道庁赤れんが庁舎(北海道庁旧本庁舎)2階1号会議室にて開催いたしますので、お間違いのないようお越しください。

 なお、次回以降についても、このホームページでご案内いたしますので、どうぞご参照ください。

第44回テーマ「チーズ作りの科学と歴史」

講義1 「ミルクを10倍濃くする方法」
北海道大学大学院農学研究院教授 玖村 朗人

講義2 「世界の暮らしの中で」
岡山県の放牧酪農家 チーズ職人 吉田 全作

司会:北海道大学大学院農学研究院助教 鈴木 貴弘