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第73回時計台サロン「農学部に聞いてみよう」を開催
北海道大学農学部・農学院・農学研究院では、札幌市時計台(正式名:旧札幌農学校演武場)において、『時計台サロン「農学部に聞いてみよう」』を開催しています。
第73回を以下のとおり開催しますのでぜひご参加ください。
なお、今年度も”皆勤賞”(4月・6月・10月・12月のサロンに出席カードを持参して出席)がありますので、出席カードをお持ちの方はお忘れのないよう、また、初めてのご参加ももちろん大歓迎です。皆様のご出席をお待ちしております!
第73回テーマ 野菜の健康診断の最前線
日時:6月18日(水)18時から
場所:札幌市時計台ホール(札幌市中央区北1西2)
事前申込は不要で、入場無料ですので、お気軽に当日会場へお越しください。
【講演】
「レントゲンで見えるアボカド内部の腐敗とその予防」
講師:小山 健斗 氏(北海道大学大学院農学研究院 准教授)
「紫外光で不良品が分かる!~人参検査の新技術開発~」
講師:川島 圭太 氏(北海道立総合研究機構産業技術環境研究本部ものづくり支援センター 主査)
———テーマ概要———–
皆さんは店頭で野菜や果物を購入する際に、何を基準に購入するでしょうか?おそらく多くの方は見た目で判断されるかと思います。しかし、いざ購入してきた野菜や果物を切ってみて、中身が黒ずんでいたり、空洞があったり、と残念な気持ちになった経験が少なからずあると思います。このような内部の変質を電磁波を使って未然に判別し選別することで、より高品質な野菜や果物の流通を実現するための技術開発の最前線をお二人の専門家からご紹介します。
※内容は多少変更になる可能性がございます。
札幌農学校演武場は、札幌農学校初代教頭クラーク博士が発案し、2代教頭ウィリアム・ホイラーが基本構想図を作り、開拓使工業局安田喜幸が設計監督した木造建築で、ここから新渡戸稲造、内村鑑三をはじめ多くの卒業生が旅立ちました。
札幌農学校は現在の北大農学部です。私たちが受け継いできた札幌農学校の伝統をふたたび現在に甦らせるべく、その精神を受け継いだ著名な卒業生や現役の教育・研究者の講演を、広く市民の皆さんに公開することにしました。
現在は、200万都市札幌の真ん中に位置する時計台です。北海道大学に脈々と流れる精神を感じとっていただき、21世紀の未来を考える場としたいと考えております。