研究内容

昆虫病原ウイルスが宿主昆虫の細胞を乗っ取る仕組みの解明と利用

ウイルスが昆虫を乗っ取るメカニズムを分子レベルで理解し、その巧妙な仕組みを利用する技術を確立して、我々の社会に役立てることを目的として研究を行っている。研究内容としては 昆虫(個体・細胞)や非宿主生物(哺乳動物細胞など)を用いた「昆虫ウイルスの遺伝子発現制御機構の解析」(写真1:マイクロアレイ技術を用いたウイルス遺伝子発現解析システム)や「昆虫ウイルスベクターを用いた有用物質生産システムの構築」、そして「トランスジェニック技術を使った病原ウイルス耐性動物(カイコ)の作出」など。

昆虫病原細菌Bacillus thuringiensis の殺虫機構解析と利用

昆虫に病気を引き起こす病原細菌を見出し、病原機構を分子レベルで解明する。この病原細菌を利用・応用して害虫管理システムを提唱するために研究を行っている。昆虫病原最近の産生する殺虫活性タンパク質を探索(写真2:ガ類殺虫活性株の電子顕微鏡写真)や殺虫活性タンパク質の作用機構の解明を行っている。


研究室の特徴

研究室の日頃の様子について

  • 学科移行生歓迎会(5月初旬)
  • 掃立て & 掃立て祝い(農場でのカイコ飼育シーズン開始 & お祝い会)(6月初旬)
    飼育シーズン中(6月~10月)は、時々、農場で作業。
  • 夏季セミナー(7月)
  • 上簇祝い(カイコ飼育シーズン終了のお祝い) & 3年生歓迎会(10月初旬)
  • 卒業論文発表会 & 追いコン(卒業生送別会)(3月)
  • これらの行事以外の日は、勉学・研究に没頭し、学会発表する。
    学会発表実績(学生):日本蚕糸学会、昆虫病理研究会、日本ウイルス学会、
    日本分子生物学会、日本応用動物昆虫学会、Society for Invertebrate Pathology

メンバー紹介

学生

修士2年

  • 服部 和澄 昆虫ウイルス研究
  • 池田 優里恵 昆虫病原細菌研究
  • 佐藤 文美 昆虫病原細菌研究
  • 中尾 悠太 昆虫病原細菌研究

修士1年

  • 工藤 滉己 昆虫ウイルス研究
  • 齋藤 諒 昆虫ウイルス研究
  • 原田 直人 昆虫ウイルス研究
  • 山口 真 昆虫病原細菌研究

学部4年

  • 石川 聡子 昆虫ウイルス研究
  • 荻野 裕介 昆虫ウイルス研究
  • 関口 真理 昆虫ウイルス研究
  • 富田 大輝 昆虫病原細菌研究

OB・OGの進路

主な就職先・進路について

大学等教員

北海道大学、札幌医科大学、盛岡大学、岩手大学、東京農工大学、藤田保健衛生大学、富山県立大学、岡山大学、など

国公立研究所等研究員

独立行政法人農業生物資源研究所、国立感染症研究所、理化学研究者、大阪大学微生物病研究所、北海道立農業試験場、農林水産省農業研究センター、静岡県農業試験場、など

その他公務員

農林水産省、北海道庁、高知県庁、岩手県庁、など

企業(研究所を含む)

参天製薬株式会社、日本たばこ産業(JT)、株式会社ミツカングループ、花王(株)、雪印乳業(株)、森永製菓㈱、旭化成ファーマ、アステラス製薬(株)、ホクレン、トヨタ自動車(株)、塩野義製薬(株)、アサヒビール(株)、日本全薬工業(株)、日本製紙(株)、大塚製薬(株)、富士通(株)、キリンビバレッジ(株)、日揮(株)、日産化学㈱、名古屋鉄道(株)、味の素(株)、カルピス(株)など


沿革

  • 1876 明治9年 札幌農学校開校
  • 1889 明治22年 付属農芸伝習科に『養蚕法』の科目開講
  • 1891 明治24年 農学科に『昆虫学及養蚕』の科目開講
  • 1894 明治27年 農学科に『養蚕論』の科目開講
  • 1896 明治29年 農学科に実験実習科目として農用動物学(昆虫学及養蚕学演習)がおかれる
  • 1907 明治40年 札幌農学校は東北帝国大学農科大学となる講座制がしかれ、養蚕関係としては農学科に動物学昆虫学養蚕学第三講座を開設し、須田助教授(1991年教授に昇進)が講座担任を務める
  • 1919 大正8年 東北帝国大学農科大学は北海道帝国大学農学部となる
  • 1937 昭和12年 動物学・昆虫学・養蚕学第三講座を農学科から農業生物学科へ所属替
  • 1947 昭和22年 北海道帝国大学は北海道大学と改称
  • 1953 昭和28年 動物学・昆虫学・養蚕学第三講座を蚕学講座と改称
  • 1992 平成4年 蚕学講座(農業生物学科)を応用分子昆虫学講座(応用生命科学科)に変更

この間、川口栄作教授、瀧澤 義郎教授、森 樊須教(兼担)、中島 敏夫教授、高木 貞夫教授(兼担)、飯塚 敏彦教授、を経て、2000年(平成12年)に伴戸久徳教授が就任、2012年(平成24年)に佐原 健講師が転出後、現体制


連絡先

住所

〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
北海道大学大学院農学研究院
応用分子昆虫学研究室

電話・FAX番号

Tel: 011-706-2423

メールアドレス

sangaku*abs.agr.hokudai.ac.jp
*→@に変更して送信願います。

研究室サイト(学科)

http://arabi4.agr.hokudai.ac.jp/abs/AME.html

研究室サイト(単独)

https://www.agr.hokudai.ac.jp/obunkon/ame.htm